冬至にもち米団子を食べてカロリーを抑え、消化を助けるには？甘辛いもち米を正しく食べていますか？

冬至が近づくと、団子は各家庭の伝統的なごちそうになります。しかし、もち米団子の主原料であるもち米粉は、高齢者や子どもにとって噛みにくく消化しにくいうえ、餡のカロリーが負担になりやすいという。さまざまなグループの健康ニーズを満たしながら、もち米団子をその場に合った風味に保つにはどうすればよいでしょうか。台北慈済病院の栄養士、周佳林さんが、家族全員が安心してもち米団子を食べられるように、甘辛いもち米団子の健康的な食べ方や、消化に良いもち米団子のレシピを紹介します。

もち米団子の主な原料はもち米粉で、全粒穀物の部類に入ります。もち米団子にゴマやピーナッツなどの餡が入っている場合、餡の部分は油の部類に入ります。餡が小豆や緑豆の餡の場合も全粒穀物の部類に入ります。

栄養士の周家林氏は、余分な砂糖が入ったもち米団子や餡は血糖値を上昇させやすく、脂肪分を含む餡はさらにもち米団子のカロリーを増加させると説明した。そのため、普通の紅白もち米団子であれば、1日に20個以上食べないことをお勧めします。カロリーは白米茶碗半分に相当します。具材が入ったもち米団子であれば、2個で同じカロリーに達する可能性があるため、分量をコントロールする必要があります。子どもがもち米のにぎり餡を食べすぎると、精製糖の摂取量が基準値を超え、虫歯や肥満の原因になったり、成長や発育に影響を及ぼしたりする恐れがあります。

さらに、もち米団子は粘度が高いため、高齢者や子供は噛んだり消化したりするのが難しく、膨満感、胃食道逆流症、窒息などの症状が出ることもあります。栄養士の周家林氏は次のように説明する。「もち米団子が粘り気があるのは、主原料がもち米粉だからです。もち米粉はデンプン中のアミロペクチンに属します。アミロペクチンと他のデンプンとの違いは、アミロペクチンの方がより強い粘り気を生み出すことです。これが、もち米が普通の白米よりも粘り気がある理由です。そのため、もち米は消化されにくく、胃腸の不快感を引き起こします。」

甘辛いもち米を正しく食べていますか？

栄養士の周家林氏は、もち米団子のカロリーをコントロールしたいなら、トッピングや材料を調整することから始めるとよいと提案している。例えば、甘いもち米団子の甘いスープは砂糖水の量を減らして、無糖のお茶、無糖の豆乳、牛乳に置き換えることができる。また、塩味のもち米団子には野菜、豆腐、キノコ、白キクラゲなどを加えて食物繊維や栄養を増やすこともできる。さらに、年配者や子供がもち米団子を食べるときは家族がより注意を払うべきであり、飲み込みやすいように大きなもち米団子を小さく切ることもできると彼女は思い出させた。夜間の消化に影響を及ぼさないように、もち米団子は昼間に食べるのが最適です。あるいは、もち米団子を食べた後、みんなで一緒に散歩に出かけると、消化を助けるだけでなく、家族の交流も深まります。

栄養士の周佳林さんが、家族全員が安心してもち米団子を食べられるように、甘辛いもち米団子の健康的な食べ方や、消化に良いもち米団子のレシピを紹介します。 （写真提供：台北慈済病院）

消化しやすく噛みやすいもち米団子のレシピ

最後に、栄養士の周佳林氏は、消化しやすく噛みやすいもち米団子を作りたいなら、もち米団子の中のもち米粉をサツマイモピューレ、紫イモピューレ、サトイモピューレなどの他の材料に置き換えることを勧めている。こうすることで、もち米団子の粘り気が大幅に軽減され、摂取の安全性が向上し、お年寄りから子供まで家族全員が健康で安全に冬至を過ごすことができ、家族全員が幸せで安心できるという。

◎さつまいも団子

材料：

サツマイモ100g、もち米粉60g、水20ml。

練習する：

1. サツマイモを洗って蒸し、皮をむいてマッシュします。

2. サツマイモのピューレともち米粉を混ぜ、水を少しずつ加えて滑らかな生地になるまでこねます。

3. 生地を小さなボール状に丸め、沸騰したお湯で浮き上がるまで茹でます。

4. お好みに合わせて無糖豆乳や低糖質シロップをかけてお召し上がりください。